マスタリングのモニター環境について
- Atsushi Yamane
- 2020年3月9日
- 読了時間: 2分

弊社はマスタリングの案件がここ最近は多いです。
大事なのは信頼出来るモニター環境!
複数のスピーカーとヘッドホンを併用してます。
後は計測機です。これは長年使用しているので
耳だけでは分からない所を見る、特に、最近は音楽配信のエンコードに置いてレベル管理や、弊社の得意とする洋楽的な音像の制作においては、重要です。
基本的に三台の測定器を使用してます。
一つはVUメーター、これは、昔からあり、
所謂、人間の聴覚に近いものとされています。
レコード、CDの時代や放送局の仕事の経験から、かなりの長年の信頼があり、また、業務用な安心なモノを、使用しております。
二目はリサージュメーメーター。これは左右の位相、簡単に言うと音の、左右の、広がりをみます。
レコードの、制作においては必需品なので、業務レベルのものを二台所有しております。
市販の音源をみると楽しいです。
三つ目は、最近ですと、スペアナ、ラウドネスメーターでこれが、かなり、重要になりました。
上記二つはこれまでの感覚との一致のため、安心材料で、ラウドネスメーターや可聴範囲を超えたピーク、サンプルレート88.2khz以上ですと、40kとか聞こえない帯域に重要な情報が多いです。
聴こえないは語弊がありますが、聴こえてるが聴こえないけど、感覚としては分かるという感じでしょうか?凄く大事な帯域なんで、丁寧にトリートメントしてますし、他人のマスタリングを分析しております。
こちらはソフトをメインに使用していて、主に数社を併用しています。その中で定番のFluxの製品用に新たに小型モニターを用意しました。
なかなか、快適です。少しPCが同一だと重くなりますが、あくまで確認用なんで、こまめにオンオフしてます。音質への影響も気になるので。
弊社はApple Digital Mastersの案件等も多いので、
配信の圧縮時の変化の確認にも活用してます。
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