iPhoneのMusicアプリで高音質に聴く方法です。
案外知られていない、設定の変更だけで良い音でApple Musicでの配信音楽を聴く方法です。
Apple で配信されている音源には、Apple Digital Masters という企画の音源があります。Apple Digital Mastersの楽曲は、24bitのマスター音源を使ってエンコードされる点が特徴(通常のApple Music楽曲は最低16bit/44.1kHzのマスター)です。
今やレコーディングスタジオの現場では24bit 48kHz以上の規格で制作されるのが常識。CDが出始めたのは80年代。当然、デジタル環境の規格は時代遅れなんですよね。CDは16bit 44.1kHzという企画。
スタジオで録音され編集された音、アーティストが聴いている音に近い状態で、音楽を楽しみたいですよね。
通常の配信音楽は古いCDの企画のデータから、変換された音楽が多数なんですが、
このApple Digital Masters音源なら、スタジオの音を再現したデータ企画で音楽が聴けます。
トップリリースされた音源の大半は実はこのApple Digital Masters音源なんですよ。
米国ではトップ100入りした楽曲の約75%、全世界ではトップ100入りした71%の楽曲が Apple Digital Mastersで制作されてます。
通常盤の音源と高音質の音源は価格も同じ。なら高音質で聴きたいですよね。
実はデフォルトの設定では、iPhoneでは
この音源を聴ける設定にはなってないんですよね。階層が一つ裏にこの設定があるので説明します。
設定一つで高音質で視聴可能なので、設定変更した方が良いですよ。
順番に説明しますね。
まず設定画面からMUSICを選びます。
ここのモバイルデータ通信をオンにする。
次にモバイルデータ通信の項目をクリックすると。
高音質ストリーミングがオフの状態になっていますね。
そこでここをオンに変更して下さい。
はい、これでApple Digital Mastersで聴く事ができます。
是非お試し下さい。
最後に大事な事を。
弊社スタジオはこのApple DigitalMasters対応スタジオです。どのマスタリングスタジオもこの音源を制作出来る訳ではなく、
認定を受けた特別なスタジオだけが、この音源を制作できます。
弊社で制作した音源はこの認定バッジが付いた状態で音源販売や配信が出来ます。
もし、音楽配信をお考えなら、Apple Digital Masters対応スタジオでのマスタリングをお勧めいたします。
是非お問い合わせ下さい。
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