これは簡単にいうとレコードが帯びた磁気を消磁する機械です。
なぜ、塩化ビニールで出来たレコードが磁気を帯びているか?最初は不思議だったのですが、工場での生産時に機械の金型などから微量な鉄分などが混入しそれらが影響しているようです。
![アコリバ RL-30](https://static.wixstatic.com/media/9c2a5d_adb3eb995eb34c278b7dcd3352a02ef3~mv2.png/v1/fill/w_980,h_1307,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/9c2a5d_adb3eb995eb34c278b7dcd3352a02ef3~mv2.png)
気になる効果は、激変でした。 機械にセットして、スタートボタンを押して数秒待ち、プレイヤーで再生すると、音像がクリアにベールが取れた感じになります。元の録音された音源により近づき、定位などもくっきりとします。
アナログレコードは静電気の影響でノイズになりますが、磁気という点でも影響が大きいのだなという事が大きな発見でした。かなり音が変わるので録音前に事前に磁気を取り除いてからレコードをカッテイングするのは今後制作の工程に取り入れたいです。
ちなみに、この機械はレコード以外にも使えそうなので、CDやDVDの書き込み前やケーブルやコネクター類にも試していこうと思いました。
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