弊社スタジオは海外レーベルからのマスタリング案件の依頼が40パーセント程締めています。 日本のスタジオでは多い方ではないでしょうか。ヨーロッパ、ドイツでスタジオをやっていたという事も大きいですが、音の作り方にも、その影響があると思います。 海外ではマスタリングが作品の善し悪しを決める割合が大きいです。マスタリングでより良くしてもらうという考えが大きく、それなりの変化を求めらます。また、多彩なフォーマットでの販売や用途に対応する技術も必用です。丁度、先日行った香港の有名アシッドテクノレーベル、ACIDCHICKEN からのオーダーは1時間のライブ音源をカセットテープで販売するというものでした。1時間ノンストップの1ファイルだけ送られてきました。 全曲繋がって、それぞれ音量レベルや曲調が諸々ことなりますので、先ず、前処理の EQを施した後、Brainworx bx_townhouse Buss Compressorをその次段にかけて、音の質感の調整と音量の統一を行います。ここでプラグインを使うのはオートメーションでかかりを調整するためです。
(このプラグイン、キャラも濃くて好きです。ちなみに弊社スタジオには実機のSSL Gコンプの実機もあります。) また、音の作り方に関してですが、大きく日本のマスタリングと異なるのは、ローエンドの使いこなしのスキルです。長い間、2.1chのモニター環境、つまり、サブウーハーを使ったモニター環境で作業を行っています。このあたりは、またの投稿で詳しく説明いたします。 #Brainworx #bx_townhouse_Buss_Compressor #使いこなし #サブウーハー使いこなし
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