ADAM AUDIOのヘッドフォン SP-5を導入しましたのでレビューをします。
アルトフォニックスタジオではメインのスピーカーはラージ、スモールともADAM AUDIO を愛用しています、また ADAMの正規販売店でもあります。ドイツのベルリンに住んでいた時は本社を訪問したり、当時から愛用していましたので色々と意見を述べたり、また周りおクリエイターの間でも愛用者が多かったです。当時は日本ではクラシックとかアコスティクよりのイメージが強かったですが、本国ではバリバリ、クラブサウンドでの愛用者がおおかったです。
さてSP-5の感想ですが、ADAMのスピーカーと同じ音がする。
音のバランスも同じ!!なのですごくコスパが良いと思います。
確かに市場価格が6万円以上するので、確かに高いですがミックス、マスタリングで信頼できるモニター環境が手軽に構築できると考えると良い選択だと思います。
レコードのカッティングの作業中はスピーカーを鳴らさないでヘッドホンだけでの作業なのでモニタースピーカーと同じ環境で安心してできる逸品は非常に大切です。
勿論、マスタリングやミックスの作業の時にもスピーカーと併用していく予定です。
サウンドは周波数の広さは直ぐに感じると思います。
8Hz~38kHzというワイドな周波数特性と、音の立ち上がりに優れたトランジェント特性。歪み感もなく音の隅々まで一つずつの音の情報が解ります。ノイズチェツク用に別のヘッドフォンと使い分けていたのですがその必要も無くなりました。これまで使用してきたヘッドホンとは聴こえ方が異質なので、最初は戸惑いましたが慣れるとこれで無くては無理になります。
音のスピードが違うんですよね。特許技術のS-LOGICPLUSの所為かもしれません。
これはULTRASONE との開発の成果ですね。音の定位が凄く鮮明です。 また入力インピーダンスが70Ωとなってますので、ヘッドフォンアンプが無くても充分にドライブ出来ます。つけ心地も悪くないので普段使いも平気そうです。
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