Daft Punkが凄く好きなので欲しかった3630ですが、入手して909のキックに使用してみました。Daft Punkはダッキングのコンプとして使用してフレンチエレクトロというサンドを作りました。
そのためかヨーロッパでは人気のコンプでした。何より安いけどパラメーターも多く、設定を追い込めます。
私が住んでいたベルリンでもそうでしたが、基本的に皆さん古い機材を愛用して大事に使います。改造も普通に皆さんされています。
私もいくつかの改造を施しています。
一番、簡単なのは ACアダプターの交換です。
LINE6のものに交換してみましたが、これだけでかなり音の重心が低くなり安定します。
そして心臓部分の VCAの交換も定番です。
THAT 2180へ交換してみました。
それに伴いオペアンプも交換。
QUADタイプのものが付いています。LME49740を使ってみました。
後はコンデンサーや抵抗値を変えてみたり。
他にはグラウンド線を太い線で追加これだけです。音が太くなります。銅線の購入だけなのでコスパは良いですね。
これらの改造をするとホント大化けします。中古価格も高くなく、むしろパーツの方が高いくらいですが、安価にて高品位な音になりますよ。
音の方は少し入力を高めで、歪を得たりして、その倍音でオケなかで存在感を出したり、 Peak と RMSの切り替えでコンプのかかりを調整したり、キックのアタックをがっつり出したりと使い勝手は良いです。
改造しないと、音痩せやら個性が無いイメージですが、改造により高級機にも匹敵するサウンドになりました。
録音でもミックスでも使用できるコンプです。 レコードのカッティングだけでなくミックスもやっていますので是非、価格表を参考にご依頼をご検討ください。
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