ASIAN KUNG-FU GENERATION プラネットフォークス【完全生産限定アナログ盤】のお手伝いをいたしました。
今年のお仕事でブログに書けていないことを書いていってますので、それぞれの次期はずれています。
こちらはアナログレコード用のマスタリングやラッカー盤カットに関することを担当しました。
![ASIAN KUNG-FU GENERATION プラネットフォークス【完全生産限定アナログ盤】](https://static.wixstatic.com/media/9c2a5d_e072ed871ad146d1978527cdf57f6fb0~mv2.png/v1/fill/w_980,h_602,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/9c2a5d_e072ed871ad146d1978527cdf57f6fb0~mv2.png)
今回、後藤正文さんからどうやれば、海外のロックのレコードなような音になるのか?
特に低音のレベルがどこまで入るのか?等の相談を受けたのがプロジェクトのスタートでした。
それは、マスターのラッカーカットの段階なのか?スタンパーが違うからなのか?それとも工場プレスによるものなのか?
色々な要因が考えられるのですが、スタンパーの聴き比べは難しいのでラッカーと工場の違いの聴き比べは検証できたかなと思います。元々のマスターもアナログ用にはまとめてあったのですが、さらにラッカーにカットしながら、後藤さんの立ち会いの元に再調整を行い追い込みました。
そして、出来上がってテストプレスのレコードを聴いて、さらに編集、マスターとなるラッカー盤の再カットを何度か行いました。
![](https://static.wixstatic.com/media/9c2a5d_70c1699d51424a1ea7827b130eac15f1~mv2.png/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/9c2a5d_70c1699d51424a1ea7827b130eac15f1~mv2.png)
このアルバムは2枚組なのでボリュームもあるので、なかなかな作業ですが、その甲斐もあり目標の音像に仕上がっていると
思います。是非、お手元に取って欲しいと思います。
また2枚組、重量盤と音質の拘りが伝わる仕様です。
今回のように何度もやり直しや吟味ができる案件は少ないので、自分的にはかなりの経験値に繋がりました。
アーティスト、レーベル、事務所の関係者の方々には大変感謝しております。
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