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執筆者の写真Atsushi Yamane

EMC電源導入しました



究極の電源環境と思う EMC設計に電源工事を依頼し、11月に無事工事が終わり、約3週間のエージング期間も終え本格稼働しております。




うちのスタジオはマンションの中にあるので正直、電源環境にはあまり自信が無かった問題がこれで完全に解決しました。


電源が音に及ぼす影響は周知の通りですが、中々ベストな解決方法が見つからず、フィルター系にの製品で対処していましたが、以前の自分のスタジオのような一から建設した環境には及ばないなと感じていました。


アコリバのSNSで評判をみていて代表の鈴木洋さんに相談して、実際にスタジオで仮設実験をして頂き、その効果に驚き、導入を決めて

待つこと5ヶ月。やっと今回の工事に。





簡単にいうと一般電源とスタジオの機材の電源を完全に分けた分電盤を設置してそこから専用のコンセントを設けて電源を供給します。


うちの場合は4口の電源を設けました。

仮設実験のプランニングでミックス環境とマスタリング環境の機材の電源を分けたいと相談していました。それぞれ私の中で方向性がちがう為です。


結果200Vが2口、100Vが2口です。

200Vをダウントランスで117Vと100Vに分配する事も可能ですが

現在はモニタースピーカーに直接200Vを送るだけに使用するという

贅沢な使い方!

お陰で、無茶苦茶モニターの解像度が上がり仕上がりがかなり変わりました。PCのプラグインで完結するミックスなどではこれがホントに音に影響します。さらにこれまで使用していたフィルターや安定化電源の

類いも排除して綺麗な電源をそのまま使うことでアウトボードの音も

激変しました。これはホントに体験して頂きたいです。


ほんとに今まで浄水器をつけて飲んでいた水がいきなり川からの清涼の水に変わり

水量も一気に増えたようなものなので、もう圧倒的に音の情報量に増えたので解像度や

きめ細かさが以前とは別次元です。音の躍動感や明瞭度が誰が聴いても違いが分かります。

徳にうちはアナログテープを使ったマスタリングなどを行うのでその効果絶大です。


少し電源のシステムの説明をいたしますと、随所にEMCの拘りのパーツで構成されているのですがケーブル一つをとっても、通常のより線によるノイズキャンセル方法はそのよりにピッチが一定なのでキャンセルされる周波数に偏りがでるので、寄りのピッチをランダムにしたり、分電盤のボックスも徹底的にノイズ対策が施されたものです。さらにうちのスタジオの分電盤は通常仕様からカスタムを行い、アコースティックリバイヴ社のTriple-C線を贅沢に使いました。この相乗効果も凄いです。

ちなみにこのコンセントプレート、一つをとっても様々工夫があります。



また工事自体も丁寧で細かい拘りや工夫をされています。

この細かい工夫の積み重ねることにより、この音ができていると思いました。

工事の最後に比較試聴をしました、この笑顔が効果の凄さを表しているかと。エイベックスのチーフエンジニアの森元様も視聴に参加され200V電源を高く評価されていました。


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