アコリバのターンテーブルシート RTS-30を導入しました。
以前より評判を聞いており導入したい逸品でした。
アナログレコードのカッティングスタジオのお客さんの立ち会いの確認の際に。少しでも良い音で聴いてもらって安心して帰って欲しいですし。
大きくはリコン系制振材に幾何学的な溝を刻むことにより、不要なな振動を効果的に吸収消滅するのと、貴陽石、トルマリンなどの天然鉱石などによる強力なマイナスイオンにより、レコード再生時の静電気の発生を防止し、レコード盤への表面活性化効果を発揮するとの事です。
天然素材のチューニングは他のアコリバ製品でもおなじみですし期待大です。
気になる効果は、もう誰もが分かるレベルで違いがでました。
実売4万円以下なので早く導入すべきでした。
アナログレコードのプレイヤーはほんと天井の無い世界なので、どこまでお金をかけるか悩みどころですが、当方の テクニクスの SL-1200 Mk5という凄く一般的なプレイヤーでもかなりグレードが上がったように感じました。
このクラスのプレイヤーでリスニングに使用したい方はほんと導入すべきです。
レコードの盤面の情報を余すところなくトレースするという感じです。
非常に情報量が増え、高域がくっきりし、明らかに定位がはっきりします。
低音の質感も豊かになり、音量も大きくなったような。
例えるとラッカーのマスターとテストプレス盤を視聴比較した際にラッカーのマスター盤に近くなる、世代が一つ若返るイメージです。
リアルで音楽的に豊かな音に聴き入って感動を覚えます。
なにより固有の色が付かないので、どのようなジャンルの音楽にも適合できるポテンシャルが素晴らしいと思いました。この辺りのチューニングは流石、アコースティックリバイブの十八番。
またカードリッジの違いによる音色変化もより顕著に分かります。
感覚的なイメージだけでなく数値でも検証できないか
標準的なゴムマットとRTS-30で楽曲再生の周波数特性を測ってみました
下記のグラフがその結果です。
これは瞬間的なピークでなく平均値の値です。
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