NEVE 88RLB Mono Mic Preamp Module
を500シリーズフォーマットでステレオで導入しました。
あんまり、他のスタジオでも導入は少ないかなとは思います。
普通、同じ金額なら1073を購入する人が多いかと思います。
実機は2000年最初に発売されたと思います。
当時、仕事でコンソールを触って感動したのを覚えています。
究極のアナログコンソールだと今だに思います。
弊社スタジオには所謂、ビンテージNEVE 1073や1272のマイクプリもあるのですがそれとは、違うキャラクターでステレオで欲しくて、今回導入しました。
インプットにこれを用いて、録音してからUADの88RSのチャンネル・ストリップで編集して、そのアウトをアウトボードのNEVE 8816 でサミングしてみたりしたら、質感がかなりNEVE 88RSのコンソールに近づくかななんて目論もあります。
88RS自体のサウンドはぱっと聴いたかんじNeve1073とは違いますね。
ICベースならではのスピード感のある立ち上がりや芯のしっかりした音が特徴的です。こちらのほうが現代的で、今のサウンドに合うと思います。特にロック、R&Bやクラブサウンドには、こちらのほうが全体的な音の混ざりや馴染みは良いと思います。
個人的にはテープ時代の1073より、DAW世代にはこっちのように思うのですが。まあ、音楽の内容によりますね。
ビンテージ NEVEのシルキーとは異なりますが、SSLぽい感じではなく、ほんとにエッジのあるロック寄り。
クリーンなサウンドと帯域幅も広く、ピュアで優れたダイナミクス、広いダイナミック・レンジでコントロールしやすいサンドにまとまります。ちなみに上も伸びてます。
これはかなり好みなんで、多用すると思います。
ちなみに機能的はハイパス・フィルターが可変式なんでカットがしやすい。
REGeneration機能により、トランスを通った音でラインやDIも使える。
レベルメーターが分かりやすいので、適正レベルでコンプやオーデイオインターフェースに送れるなどのメリットがあります。
楽曲の持つ、エネルギやー興奮をきちんと捉えて録音してくれる信頼性のある機材です。
Comments